アイビー便り

こんにちは、アイビー院長です。

一昨年、昨年に続き浦添市のコミュニティラジオ局FM21でパーソナリティ城前ふみさんとご一緒させ

て頂き、浦添市医師会提供番組ゆんたく健康トークでお話しました。

 

今回のテーマは「認知症」。

そのなかで去った7月23日に私も参加したうらそえ社会福祉士会主催の講演会

「丹野トーク　～認知症の私から見える社会～」についてもお話しました。

 

演者の丹野智文さんは39歳で若年性認知症と診断されたあとも、積極的に認知症の理解を深める活動を

行っている方です。

 

講演では様々なお話があって、そのなかには丹野さんが同病の方をサポートする試みもありました。

 

病院でドクターから若年性認知症と告知され、激しく落胆した方は隣室にひかえている丹野さんのとこ

ろに通され、同じ経験をした丹野さんといろいろなお話をするそうです。

 

告知されると、病気の闘病とともにこれからの生活がどうなるか非常に心配となるのですが、そのこと

について医療者から情報を得られることは稀です。

 

告知を受け地獄に落とされたような顔をした方も、元気に生活されている丹野さんとお話をし、情報を

得ることで帰るころには生気が戻ってくるとのこと。

 

これもまた医療の一つかな～と思うとともに、どのようにしてそのような仕組みが出来たのかが気にな

りました。

 

丹野さん曰く、患者会に参加した医師との出会いのなかで話が進んでいったそうです。

こんな病院が自分の住む地域にもあったら良いですね。

 

若くして病を患っても前向きに活動している丹野さんの勇気に深く感銘を受けたことなど、番組ではい

ろいろとお話しました。

 

城前さんには収録のあいだも、そのあとも楽しいお話をたくさん聞かせてもらいました。

ありがとうございました、来年もまた伺いますよ～