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教えて林くん:主治医意見書とはなんでしょう?

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Q8. 主治医意見書とはなんでしょう?

 

介護保険サービス(介護給付)を受ける前に要介護度を決める必要があります。

 

その流れは、調査員による認定調査(一次判定)、かかりつけ医が作成した主治医意見書を一次判定結

果・特記事項と共に「介護認定審査会」へ提出、審査会での最終的な要介護状態区分の決定となりま

す(教えて林くん 2の巻 Q4もご参照下さい)。

 

このように主治医意見書は要介護(要支援)認定に必要不可欠なものです。

 

主治医意見書では介護を必要とする原因疾患などが記載されており、その様式は全国共通です。

 

かかりつけの主治医がいる方は、先生に近く介護保険の申請をすることを伝えてくださいね。

 

そうでないと先生のところにいきなり主治医意見書の作成依頼が市町村から来るので面喰らうと思いま

す。

 

意見書は細かいところまで記入する必要がありますし、作成から提出までの締切も短いので、先生に医

療の面からの介護の必要性をしっかり書いてもらうためには事前に伝えるのは非常に大事ですよ。

 

もし病院に定期的には行っていないけれども介護保険サービスを受けたい時はどうしましょう?

 

そのような場合は、介護が必要になったと思われる転機でお世話になった先生にお願いしてみることが

一番かもしれません。

 

例えば転倒骨折を契機に徐々に介護が必要な状態となった場合などでは、その際に受診した先生にお

願いしてみると良いかもしれませんね。

 

ただ、先生にしっかり主治医意見書で情報提供してもらうためには、こと細かに現状を伝えることが必

要ですよ

(食事、トイレ、移動はどれだけ手助けが必要か? 物覚えはどうか? 問題行動はあるのか? どう

いう介護に手間がかかっているのか?などなど)