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教えて林くん:認定調査 第一群 身体機能・起居動作 1-9片足での立位、1-10洗身について教えて
- 2026年1月11日
- 教えて林くん
Q45. 第一群 身体機能・起居動作 1-9片足での立位、1-10洗身について教えて
1-9片足での立位とは、立ち上がるまでの介助の有無を問わず、平らな床の上を自分で左右いずれかの
片足を上げた状態のまま1秒間程度、立位(平衡)を保つことができるかの能力を問うているよ。
左右差があって片方でしかできなくても1.介助なしでできる、だよ。
対象者に行ってもらっても聞き取りした日頃の状況と異なる場合は、概ね過去1週間の状況で頻回なものを
選択するよ。
行ってもらえない場合も同様に過去1週間くらいで頻回のほうを選ぶんだ。浴槽の出入りや階段の
上り下がりの状況、ゆっくり足踏みができるかが参考になるよ。
壁や手すり、いすの背など、何かにつかまるといずれか一側の足で立てれば、2,何か支えがあればできる、
となるよ。
自分で片足が上げられない、自分の手で支えるのではなく、介護者によって支えられた状態でなければ片足を
上げられない、などの場合は、3.できない、となるんだ。
また視覚障害者が、杖をつかっていても、体重を支えるために用いておらず立位保持可能であれば
1.介助なしでできる、の選択となるんだ。
1-10洗身に関しては上記の能力の評価と異なり、介助の方法で評価されるよ。
ここでの洗身とは浴室内でスポンジや手拭い等に石鹸やボディシャンプーなどをつけて全身を洗うことを
言うんだ。洗顔や洗髪を含まないことは要注意。
まず洗身しているか否かを判断するよ。清拭だけで済ませて入浴(洗身)していない場合は
4.行っていない、ということになるんだ。
洗身を行っているのであれば、次は介助の有無に注目するよ。
2.一部介助、とは介護者が石鹸などで体の一部を洗ったり、見守りなどを行っている場合だよ。
3.全介助、とは一連の洗身のすべてが介助されている場合や、本人が手の届くところを洗身したあと、
本人が洗った部位も含め介護者がすべてを洗い直している場合などをいうよ。
間違えやすいのは、ここでは洗身という行為自体を評価するので、介護者がタオルに石鹸をつけて
手渡しするなどしても、評価者が自分で体をすべて洗っているのなら、1.介助されていない、となり、
自分が洗うのが一部で残りを介護者が行う場合は、2.一部介助、となるんだ。
また、介助していない場合も、汚れや痒み、皮膚疾患があるなど洗身が不十分と判断されれば、
適切な介助の方法(2,一部介助または3.全介助)を選択するんだ。
体調や時間帯によって介助の方法が異なる場合は、過去1週間の状況からより頻回なほうで選択するよ。
清拭と洗身の両方が行われている(例えば週5回清拭、週2回介助で洗身など)場合は、
4.行っていない、ではなく介助の程度により2.一部介助、または3.全介助、を選択するんだ。
参考資料:
要介護認定 認定調査員テキスト2009 改訂版 H30年4月
すぐに役立つ要介護認定調査員実践ガイド 德重妙子 梓書院
現場で使える要介護認定調査員便利帖 加藤裕美 翔泳社 2024年
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