アイビー便り
BLOG
現代医学と宗教
- 2023年11月26日
- 院長のゆんたく
こんにちは、アイビー院長です。
在宅医療を行うのは通院が困難となった方です。
治療を最優先する病院では得られるものと失うもののバランスが取り難い方々も多いです。
医学による病気治癒が望めないところでのあり方を考えるヒントとなる本に出合ったのでご紹介しま
す。
今は亡き日野原重明さんの「現代医学と宗教」で、本のそでには以下のようにあります。
医学は古来、病の「癒し」を目的とし、宗教と密接に結びついた営みであった。
近代以降、医学が「癒し」よりも自然科学に傾いたことは、医学の飛躍的発展とともに、
大きな課題をもたらした。
医学にいま切実に求められているのは、老い方や死に方を含めた病の「癒し」であろう。
日野原さんはキリスト教プロテスタントの信者でもありました。
宗教信仰している方は必ず「癒し」を得られるのか、私を含めた無宗教者は「癒し」を得るのが
難しいのかなど、さまざまな疑問が湧いてきます。
今後の大きな課題ですね。
参照文献:日野原重明 現代医学と宗教 現代の宗教⑨ 岩波書店 1997年
カテゴリー
最近の投稿
月別アーカイブ
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年5月
- 2021年2月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年8月
- 2020年7月