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教えて林くん:要介護認定における中間評価項目とは?

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Q22. 要介護認定における中間評価項目とは?

 

 

Q21の樹形モデルでの介護認定基準時間算定で重要な役割を果たす中間評価項目について説明するよ。

 

中間評価項目を採用していなかった当初の樹形モデルでは以下の指摘があったようだよ。

 

・調査結果を一項目修正しても要介護度が変わらない

→その調査項目が樹形モデル分岐に入っていないかもしれないね。なにせ62項目もある調査結果の

全てをあり・なしで樹形モデルに反映させると非常に煩雑になってしまうね。

 

・調査結果を一項目修正すると要介護度が大きく変わる

→調査項目が樹形モデルに分岐に入ったが、右に分岐するか、左に分岐するかで結果が大きく異なって

しまったんだね(図15,参考文献より)。これはまた「一分間タイムスタディ」の調査結果のばらつき

の影響を受けた項目であったのかもしれない。

 

図15 樹形モデルにおける調査結果と中間評価項目の活用

 

樹形モデルによる推計方法はQ21にもあったように有効であるけど、その精度を上げるためむやみに

分枝を増やすことが出来ないというジレンマがあったんだね。

 

そこで中間評価項目を加えることで精度を保ちつつ、上記のような一項目だけで要介護度が大きく

変わるようなことがないようにしたんだ。

 

次回述べるけれども、中間評価項目は複数の調査項目の結果をまとめたものなんだ。

 

そのうち一つの項目での結果が他の項目と異なる不自然なものがあったとしても、中間評価項目全体

としてまとめることで、そのような不自然な外れ値の影響は相殺されるんだ。

 

 

参考文献:要介護認定ビジュアル解説 岡本祐三 厚生科学研究所 1999年