〒901-2101 沖縄県浦添市西原6-30-10 アイビーテラス浦西B03

098-917-1110
お申し込みの方はこちらへお電話ください
MENU

アイビー便り

BLOG

認定調査 第二群 生活機能 2-1移乗、2-2移動について教えて 【教えて林くん】

Pocket

 

Q47. 第二群 生活機能 2-1移乗、2-2移動について教えて

 

これからは第二群となるよ。生活活動についての調査で多くの項目は介助の

方法で評価するよ。まずは移乗と移動についてだね。

 

2-1移乗とは、お尻を動かして椅子などに乗り移ることをいい、具体的には

「ベットから車椅子(椅子)へ」「車椅子から椅子へ」「ベットからポータブル

トイレへ」「車椅子からポータブルトイレへ」「畳から椅子へ」「畳からポータブル

トイレへ」「ベットからストレッチャーへ」などがあるよ。

 

ただ直接乗り移ることの評価であって、ベットから歩いてポータブルトイレに座る

などは移乗行為とはいえないので注意が必要だね。

 

評価は以下の4つ、

1.介助されていない

手すりや移乗バーを用いて自分で行う場合も含まれるよ。

 

2.見守り等

常時の付き添いが必要な「見守り」、認知症高齢者などの場合に行う

「確認」「指示」「声かけ」などが相当するよ。

また介護者が本人の身体に直接触れず、移乗のため車椅子をお尻の下に

差し入れることも「2.見守り等」となるんだ。

しかし義足や装具、歩行器等の準備は含まれていないので注意が必要だね。

 

3.一部介助

4.全介助

おおまかに移乗に際して、一部の体重を支えれば「一部介助」、

ほとんどの体重を支えれば「全介助」と理解すると分かりやすいよ。

 

 

 

2-2移動とは、「日常生活」において、食事や排泄、入浴などで必要な

場所に移ることで、そこでの見守りや介助の有無を選択するんだ。

 

評価は移乗と同じく以下の4つ、

1.介助されていない

移動の手段は、支えなく歩く、伝い歩き、杖歩行、這う、歩行器・車椅子の

使用など、さまざまだよ。

車椅子を使用する場合は着座するまでの移乗とは区別して、着座後の行為で評価するよ。

 

2.見守り等

判断基準は移乗の場合と同じく、常時の付き添いが必要な「見守り」、認知症

高齢者などの場合に行う「確認」「指示」「声かけ」などが相当するよ。

 

3.一部介助

介護者が手を添える、体幹を支える、段差で車椅子を押すなどの「移動」の

行為で一部介助している場合だよ。

 

4.全介助

「移動」の行為の全てに介助が行われている場合だね。

 

 

また2-1移乗、2-2移動ともに以下の注意点があるよ。

 

介助の方法が朝昼夜の時間帯や体調などで異なったり、複合的(自宅と施設で違うなど)

な場合は、調査日より過去1週間ほどの状況で、より頻回にみられるものを選択するんだ。

 

実際の介助の方法が不適切(介護者不在、介護放棄、介護抵抗、介護者の心身

状態からの介助不能、介助が本人の自立を阻害する、など)と調査員が判断する場合は、

その理由を特記事項に記載したうえで、適切な「介助の方法」を選択し介護認定審査会

の判断を仰ぐことが出来るよ。

 

 

 

参考資料:

要介護認定 認定調査員テキスト2009 改訂版 H30年4月

すぐに役立つ要介護認定調査員実践ガイド 德重妙子 梓書院

現場で使える要介護認定調査員便利帖 加藤裕美 翔泳社 2024年